盛岡自然整体-aru-の整体師の畑
整体と農 ~農にまつわる心地のいい流れ~
盛岡自然整体-aru-の整体師 佐藤は、2012現在、整体と農業と子育てに興味を持っています。
いらしてくださる方には家庭菜園をやられていたり興味を持っている方も多いようですが、そんなこともシェアしていければと思っています。
最初の出会い
2011に東日本大震災が起こり、私にできることはないかと思い、情報収集の一環としてフェイスブックを始めました(よかったら友達になって下さい♪)。
そこで様々な形でボランティアをなさっている方々と知り合えたのですが、最近になって農家さんともお友達になったのです。
その農家さんは、無肥料無農薬でお野菜を栽培しています。
フェイスブック上でやりとりをしていて、ある時朝市に出店していることを伺ったのです。よくよく見てみるとそれは職場のすぐ近く。その日は10:00~の施術でしたが7:00くらいに職場にいたので、行ってみることにしたのです。
そこで無農薬無肥料のおいしーお野菜を購入し、立ち話で私がにんにくに興味がある、ということをお話しさせていただいたのです。
にんにくとの出会い
にんにくの話をすると、「実は岩手には在来種がありまして、それを探しているのです。」ということでした。
在来種とは遺伝子組み換えなどではなくその土地のもので、その土地で育っているものですからその土地に適した野菜・その土地に生きている人に適した野菜、ということになります。
そんなより自然な野菜、育ててみたいじゃないですか。そこで私はを探すことにしたのです。
新たな出会い
調べると、また別のある農家さんがヒットしました。その農家さん(渡辺さん)が育てているというのです。恐れを手放している私は、渡辺さんのブログへコメントしてみたのです。すると翌日にはとても真摯に応えてくださったのです。
何度かやり取りをさせていただいた後、まだ多くはできていないので出荷せずに全て種にするという段階だったとっても希少なにんにくを譲っていただけることになったのです。
そのをよく育てるためにあることをしている最中で、「○日以降にお渡しできます」とメッセージを頂いていたのですが、その○日という答えを頂く前に、その前の週に大船渡に行った際にお礼を込めて買っていた「かもめのたまご等」があったので、一度お邪魔させていただくことにしたのです。
そうして出会った渡辺さん。渡辺さんは広島出身で東京で働いており、農業するために岩手に来て下さったという方です。直接お会いして農業に関してたくさんお話させていただきました。上の子が帰ってくる時間もあり、名残惜しかったのですがその日は帰ることにしました。渡辺さんはリンドウ農家さんでもあり、お土産まで頂いてしましました。後日大切に盛岡自然整体-aru-室内に飾らせていただきました。
畑づくり
それから私は、にんにくの本を買ったり教えてもらったしながら、にんにくを頂くまでに畑を耕しました。仕事場に行くのに大体8:30頃に家を出るのですが、毎朝6:00~一時間くらいの時間を畑に時間にあてたのです。
大まかに雑草を刈り取り、根っこを取り除き、クワで耕す。『奇跡のリンゴ』の木村さんの本によると、黒土の下にある赤土を混ぜると、黒土が若返って良い土になる、と読んだので30~40センチくらいは掘ったと思います。
畑をやられる方は共感していただけると思うのですが、畑をしているときは余計な思考を手放します。そこにも不安や恐れや怒りは存在せず、時間の感覚もなくなる時間なので、とっても心地のいい時間なんですよね。
畑と整体と子育て、それらの共通点を感じたりしながら楽しく耕したのです。
収穫のお手伝い
畑を耕し、いよいよ渡辺さんから『にんにく』を頂ける日を迎えたのですが、訊くと稲刈りの日だとのこと。せっかっくだからということで少しだけお手伝いをすることになりました。
それは人生初の稲刈り体験です。3歳の息子も、一緒になって束になった稲を運んでくれました。嫁さんは渡辺さんの奥さまと一緒にハセがけの作業です。貴重な体験は時間があっという間に過ぎ、秋田の在来品種である『やぎ』までいだだいてしまいました。
本当に渡辺さんとの出会いと渡辺さんの優しさ・思いやりに感謝です。
後日収穫した玄米を購入して、みんなでいただいたのですが、やっぱり格別ですね♫
にんにくの植え付け。そして
2012.10.2 火曜日のお休みの日に植えつけをしました。
そして、10月28日には芽が出てきてました~♪
以上が 整体師 佐藤 の農にまつわる心地のいい流れ2012秋です。
基本的に私は人見知りなのですが、人見知り=おそれを手放して行動すると、本来の状態に戻っていくのを感じるのです。本来の状態とは、幸福で平穏な状態です。
今後も感じることは抑え込まず、自由に、心地よく生きていきたいと思います。
自然農法、在来種・固定種、F1種子との違い
自然農法として、在来品種を育てること。
在来種はF1と違って種取りができます。F1は一代限りの品種で、種を取っても次世代はちゃんと育たないようになっているのです。F1のF=fainalだそうです。
F1のメリットとして言われているのは、成長が早い、農薬に強い、形が同じ、味がしない、などと言われています。
成長が早いということは育てる手間が省けるということですよね。子供に成長促進剤を飲ませているようなものだと思うのです。
農薬に強いというのは、農薬を使うことが前提の交配をしているということなのですよね。種屋さんと農薬屋さんが実は同じ会社だったりするそうなのです。
形が同じというのは、今はスーパーで計り売りというのは見かけなくなり、一本いくら、という感じですよね。ですから、形にバラツキがあると不都合なのだそうです。大量生産の飲食店は機械で野菜を切るので、やっぱり形がそろっていた方が好都合なのだそうです。
味がしないというのは、料理人さんが味をつけたいから、ということのようです。自然農法のモノはそれだけでしっかり味がするのです。あくまで私の主観なのですが、岩手のお店は自然素材の味を生かした料理がとっても多く、おいしい。都会の料理屋さんはあれこれ手を加えて見た目や味が美味しい、そんなイメージすらあるのです。
対照的に固定種・在来種は成長がバラバラ(比較的のお話です)なので長く楽しめます。
農薬に弱い、というか、基本的に無肥料無農薬で育つ種が固定種・在来種です。
形が違う、というのは、家庭菜園では全く問題ではないですよね。
固定種・在来種は味がしっかりしています。
固定種・在来種はなんといっても種取りができます。種を取ってその種を育てるということは、その土地に合った野菜になっていくのです。つまり、その土地の人に合った野菜になっていくのです。育てやすく、必要な栄養を分けてくれる種なのです。
どちらが正しいとか否定・批判するつもりはないのですが、そういった選択肢があるのならば私は自然のものがイイ!と感じるのです。家庭菜園では形は関係ないですからね。
日本ほうれん草の発芽
在来種のホウレンソウの種を頂いたので、それを蒔いてみました。
数日後出てきた芽が下の写真です。
落花生の収穫
嫁さん主導で育てているものがあります、、、いや、にんにく・ほうれんそう以外ほとんどなのですが(苦笑
その一つが『落花生』です。先日収穫してみました。
エシャロット
にんにくは植えたのですが、嫁さんはラッキョウに興味津々。畑もスペースを残していたのですが、先日自然栽培農家である田村さんよりたまねぎとエシャロットの苗を分けていただきました♪
時期的にも急がねばということで、頂いた翌朝にさっそく植えつけました。
整体と農2に続く