優しい人の生きる道2
優しい人の生きる道2
続きです。
価値判断を下さず、正しさを正当化しようとしないこと。
戦わない、敵がいない、無敵、になること。
感覚としては、現象を認識しないか、あるいは認識しても気にならないという状態。
認識はする、そこは気づきの長所でもあるから変えられない。
ではそのあと、気にするか、しないか、の部分。
心が揺れない人はそれが『気にならない』
ステップとしては、気になるけれども、気にならないフリをする、もあるかもしれません。演じることでその世界が観え始めます。
ただしそこには自己犠牲の罠があります。
『私』が我慢してそれを許す、というような感じです。
それは本当ではありません。
それがあったとしても『あくまでステップ』として捉えてください。
やりやすい手法としては
『力を借りる』というものです。
その出来事に対する対応が理想の誰か、尊敬する誰か、とか、
ご先祖様、とか、
精霊、天使、妖精、とか、
神様、とか、
愛、魂、とか、
どれでも馴染みやすいもので構いません。
ソレに助けを求めるのです。
『どうか力を貸してください』
と祈ってみたり、
この場面でソレだったらどういう反応をするのか、と問いかけてみたり。
その出来事のど真ん中にいるのではなくて、
少し、数歩、あるいは数メートル、
あるいは空高くから、
あるいは宇宙からその出来事を眺めるのです。
きっと、今までとは違う見方ができると思います。
あなたの心が穏やかで優しいままでありますように。