優しい人の生きる道
優しい人の生きる道
優しい人は、よく気づける人です。
よく気づけるからこそ、優しさの表現ができます。
ところがそれと同時に、表裏一体のものとして、気になりすぎてしまう、という一面もあります。
それで、苦しくなってしまう。
だから、苦しんでいる人は、ほんとは優しい人が多いのです。
ならどうすればいいのでしょうか?
鈍感な人は、幸せ。
気になって苦しむ人の、その気になる部分が、気にならないから。
ということは、気づける人が気づけなくなればいいのでしょうか?
それはもったいない。
なぜならやさしいことの悦びをもう知ってしまっているから。
完全にいい部分とはないものでしょうか。
優しさを残しつつ、気になりすぎないように。
できるんです。
優しさを持ち合わせていながら、苦しまない人がいるのです。
そういう人を、大いにヒントにしましょう。
鈍感な人もヒントです。
優しい人が気になる部分が、その人は気にならない、あるいは気づかないのです。その感覚がヒント。
気づくものを気づかないふりをするのは理がありません。
気づくけれども気にならないようになる感覚。
逆に気にするにはどうすればいいのかというと、そこに意味を下すこと。さらに言えば、それは『よくない』という価値判断を下すこと。
そうすれば、それを『正しい』方向に修正する必要が出てくるから。
続きは次回。