(片方の)脚がつる方は
(片方の)脚がつる方は
『脚がつる』ということは、その筋肉が過剰に縮んでいるという状態です。そのため、応急処置としては、ストレッチ等をして「伸ばす」という手法がとられます。
問題が起こった時に対処する方法を知っておくことは大切です。ですがそれよりも、問題が起こらないようにできれば、それにこしたことはありません。
『脚がつる』場合、急激な運動(急に大きく縮ませてしまった)が原因となるケースと、日常であまり動かさないでいるために基本的に縮んだ状態にあり、普段しない運動をしたり、眠ることによって動かない状態になり最後の一押しをされるケースが多く見受けられます。
ここでは水分や栄養素のケースは除外します。
急激な運動が引き金のケースが多い場合、事前のウォーミングアップを入念にすることが大切です。
運動不足でつる場合は、日常に運動を取り入れることや、就寝前のリラックス(入浴やストレッチなど)が大切です。
さらによくあるケースなのですが、『片方の脚だけつる』というものです。
これの原因として、『身体の歪み』(多くケースで骨盤)が挙げられます。骨盤が歪むことにより、テレビ的に言う「脚の短い状態」ができあがります。そのアンバランスは負担のかかり方も左右差を生みます。
分かりやすい方は『びっこをひいて歩く』ように見えます。細かくは骨盤の高さや肩の高さに違いが出たり、(後方から見て)足の裏の見え方や骨盤の捻じれ方に左右差が出ていたりします。
そんな状態で片方に過剰な負担がかかるようになると、日常動作であっても運動のし過ぎ・(バランスがとれている状態と比較して)負担のかかりすぎる状態となり、その『負担のかかっている側だけつりやすい』ということになります。
つまり、セッションでバランスをとることにより脚がつりにくくなる、ということなのです。