脳科学的物事の始め方
脳科学的物事の始め方
今までしていなかった何か新しいことを始めるときというのは、ものすごいエネルギーを要します。人は良くも悪くも現状を維持しようとするので、それがよりよくするものであったとわかっていたとしても、なかなか始められないケースもよくあるものです。
車も、自転車も、スタートが一番力を必要とするのと同じです。走り始めて、ある程度スピードに乗ってしまえば、その後はさほど難しモノではなくなります。
そこでどうするかというと、
「まず、はじめてみる」
のです。
多くの場合、より完璧に近いことを目指してしまいがちです。そうではなくて、中途半端で構わないので、まず、始めてみるのです。むしろ中途半端の方がいいくらいなのです。
強力にエネルギーを使ってしまい、ある程度まで取り組むと、それで満足してしまい、結局続かなくなってしまった経験もあると思います。
まず始めてみて、中途半端でストップしてしまうと、脳は気になってしまうのです。
切れのいいところまでやるのではなく『あえて』中途半端にすることで、続きが気になってしまうのです。
そうすることにより、後日またやる気になる、というメカニズムです。
テレビドラマもそうですね。続きが気になるように、腹6~8部にとどめるのです。
参考になれば幸いです。