手が握りにくい、握ろうとすると痛い症状
手が握りにくい、握ろうとすると痛い症状
リウマチのような症状です。朝起きたときの手のこわばりや、握ろうとすると痛くて握れなかったり。肩の凝りや痛みもありました。本人からしてみたら、けっこうしんどい症状だったと思います。
そんなときでも、どうか、治そうとしないでください。
痛みは、身体を治そうとして出ているものであって悪者ではありません。心身の理に適っていないことをしているということを教えてくれているのです。
盛岡自然整体-aru-の整体セッションでは、上記のような症状であっても、全身のチェックをしていきます。症状は結果にすぎず、身体の調和がとれていないことがより原因に近いからです。
今回の症例では、全身調整の一端として『顔の調整』を用いたのですが、顔のある部分を触れさせていただいた状態で握っていただくとだいぶ痛みは軽減されたとのことでした。4割くらいです。
つまり、顔の歪みも、手が握りにくくなる原因の一つであったということです。別の観方をすれば、顔の歪みを取らなければ、手だけ調整して動きやすくなったとしても再発しやすかったということです。
そして顔の調整で100%取れないということは、また別のどこかにも原因が潜んでいる可能性が高いということです。それは足首のこともあれば骨盤のこともあるし、背中の場合も肩であるかもしれないし、腕なのかもしれない。そういったことを丁寧にチェックしながら調整を進めていきます。
場合によっては必要以上の調整はせずに、全部とれなくてもそこで終了してゆっくり休んでいただくことによって、次の日にはほとんどとれていた、ということも珍しくありません。
受ける方に合わせたセッションを心がけています。