便利になって失うもの
2017.04.23
カテゴリ:気づき
便利になって失うもの
商売というのは、人が求める需要に供給するもの。
少し面倒だと感じることを代行してあげるというものです。うまく活用すれば、とても便利なことです。
反面、自分ですることがどんどん少なくなっていく、ということでもあります。お店さんにお金という対価を払い、お任せしていればいいからです。それが進めば進むほど、ヒトとの繋がりが薄くなっていきます。
表面だけ見ていると、とても便利で、時間を短縮でき、面倒が少なく、いいこと尽くしです。なのに、それに物足りなさを感じる人が増えているというのは、その真実に気づき始めているからです。
一見不便だけれども、時間がかかってしまうけれども、表面的には見えないけれども、たしかにあるものを感じる生き方は、実はとても豊かな生き方につながるのです。