治療家の卵さんとのもったいない話
治療家の卵さんとのもったいない話
最近、治療家の卵さんと話をする機会に恵まれています。当店の方針・信念と、一般的なそれは違うので、それを押し付けるつもりはないのですが、その子の助けになれるのならという思いがあります。
邪魔にならない程度に、経験や技術、無意識レベルでの働きかけかたなどを、伝えたり感じたりできるような接し方を意図しています。
そうしていて一つの症例の話になりました。簡単に書くと、ある人が脱臼をし、現在はほとんど痛みはなくなったものの完全ではないというもの。
さあ、これをどうするか?
学校・本人の答えは、
「症状と一生付き合っていくしかない」
というものでした。
たしかに、よく聞く答えですし、それが常識なのかもしれない。けど、もったいない。
治せるかもしれないのに、楽にしてあげられるかもしれないのに、できることがあるかもしれないのに、それらをシャットアウトした答えが答えになってしまっているのです。
とてももったいない。し、患者さんにとっても残念だと思います。
治療家になるなら、可能性を模索するべきだし、そこに面白さを見出すべきだし、言ってしまえば間違いなく楽にすることができるのです。
とはいえ、その子をコントロールするつもりも教育する環境にも状況にもないので、私に言えることはあまりありません。
もったいない。
頑張れー、とエールを送ることにしました(*ノωノ)