セルフセッション症例
セルフセッション症例
セッションにはいくつかのステップがあります。初回から最終ステップ、という方はまずいません。最初にそれまでの常識や思い込みを手放すステップがあり、次いでフォローを受けながらご自身の感覚で全身を調整できることを知っていただき、最終的に『自由にご自身で調整していただく』というステップです。大まかですけど。大体この流れです。
各ステップで時間の配分は個人差です。本人の意識や状態により、最初にステップにとても多くの時間を使うこともありますし、3回目には最終ステップに進む、という方もいます。
自由です。ルールはありません。
そして先日も、最終ステップを初めて体感された方がいました。その流れをシェアしようと思います。
その日はそのステップに進むということは考えていませんでした。むしろもっと感覚を磨くステップが必要だとさえ感じていたのです。それが、お顔の調整を念入りにした後、リセットするために一度立っていただたいたのですが、そこでインスピレーションを受け取ったのです。
セッションは直観優先です。
右肩がバンザイしにくいとのことでしたので、反対に下ろす動きをしていただきました。次はねじる動き。やりやすい方に一番居心地のいい位置で調整していただきます。次いで屈曲・伸展の動き。曲げ伸ばしです。曲げる方がいいとのことでしたので、感覚を味わいながらゆーっくり曲げていただき、ちょうどいいところで味わっていただきます。
その状態で体全体に意識を向けていただくと足を曲げたいとのこと。思うように曲げていただきます。そこまでできればあとは自由です。体の声を訊き、その声に従うだけ。
観ていても、その動き、所作には美しさが伴います。緩むのがわかります。
もちろん、軽々とバンザイできるようになりました^^