病気をほんとに治すには食を変えることも必要

食の手当て、食養、実践編

食の手当て

 マクロビオティックは陰陽を用います。陰と陽があり、中間・ちょうどいい・バランスを取れた状態を『中庸』といいます。陽性の症状には陰性を、陰性の症状には陽性を用いてバランスをとります。
 整体施術もそうなのですが、食の手当ても適していればおもしろいほど即効性があります。

食の手当ての実体験

虫刺されには葉っぱを

 マクロビオティック的手当ては『陰陽』は基本です。

 虫刺されによる腫れ・かゆみは陽性の症状です。となると、バランスをとるためには『陰性』を用いればいいのです。

 虫刺されの主な時期は『夏』ですね。私が利用したのは小学生の子供の『朝顔の葉っぱ』です。葉っぱを1~2枚取り、一つまみの塩で揉みます。すると汁が出てくるのですが、その汁ごと患部にすり込むのです。すると不思議とかゆみが止まるのです。

 私が始めてやったときは、すぐかゆみがとまりました。ただ、夕方にはかゆみが戻ってきたのです。そこで次にやったときはより念入りに患部にすり込み、10分くらいは葉っぱを患部につけたままにしてみました(気づき→修正のステップ)。すると今度はかゆみが戻ることはありませんでした。

 虫刺されに葉っぱ、おすすめです♪

口内炎にはなすの黒焼きを

 マクロビオティックでは基本的に動物性のものはカットします。でも、私はお肉もいただけば甘いものも食べます。以前よりはずーっと少なくなりましたがゼロになったわけではありません。

 先日、父親がケーキを買ってきてくれたのです。もともと甘いものが好きだった私は、ありがたくケーキをいただいたのです。

 すると翌日、口内炎が出来ていたのです。整体の探求もそうなのですが、食養の探求も症状が出るとうれしくなってしまいます(笑)喜んで教科書を調べると、口内炎には『ナスのへたの黒焼き』なのです。

画像の説明
 昨年は生のへたをそのまま利用して効果を実感していました。
黒焼きを作るのは容易ではありません。
今年はお店で既製品を購入していたのです。
早速利用してみると、やはり今回もグッと楽になりました♪

 これも陽性(口内炎)に対して陰性(ナスのへたの黒焼きは極陰)の手当てです。

発熱には大根おろし入り梅しょう番茶を

 先日家内が発熱したのです。食養を意識し始めて体質の変化を実感し始めているのですが、まだまだ途中なのです。

 発熱には何がいいのでしょうか。調べてみると、ねぎ味噌湯、鼻水にはねぎ

発熱には梅しょう番茶、悪寒がするときは大根おろし入り梅しょう番茶


からだのかゆみに大根スライスを

 ある夜下の子が体をかゆがっていたのです。食の手当てが面白いので私は私の教科書を開きます。すると、患部を大根のスライスで拭くといい、というようなことが書いてあったのです。早速試したところ、瞬時に熱が引き、泣いていた子供はスヤスヤと眠り始めたのです♪面白いですね~。

 理屈的には陽性の症状を陰性のもので中和してバランスをとった、ということなのでしょう。

 そもそもかゆみは体にとって不要なものを出す作用なのです。アトピー性皮膚炎もそうですね。また、肉や魚などの動物食や、砂糖や添加物を摂取していることがその原因となります。

 私はまだ完全にシフトしたわけではないので肉も魚も頂きます。それ自体が絶対にだめというわけではないのですが、過ぎたるは毒、ということを覚えておいたほうがいいかもしれません。

打ち身にはしょうが油を

 ある日私は横着しました。肘掛のあるいすに座っていたのですが、後方に物が落ちたのです。立ち上がって拾えばいいものを、座ったまま拾おうとしてしまい、肋骨の部分をギューって押し付けてしまったのです。そして、痛み。笑っても痛ければ、呼吸すらしんどい状態でした。経験的に3週間は必要なものでした。

 そこで私は喜んで教科書を開きます。すると、打ち身・打撲には『しょうが油』がいいとのこと。早速やってみることにしたのです。

 作り方は、しょうがを皮ごとすりおろします。量は少しで十分です。そして同量のごま油。分離してしまうので指先でコネコネします。これで完成です。

 こうしてできたしょうが油を患部にすり込みます。血行がよくなって回復を早めます。

 結果は、直後に呼吸が普通に出来るようになりました。0が全く痛みのない状態として、10段階で表現するなら5くらいにはなりました。この手当てを継続することで格段に早く回復することができるのです。

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