盛岡市 整体 手首の痛み
盛岡市 整体 手首の痛み
『手首が痛い』
こんな症状があったなら、10年くらい前の自分であれば、手首の動きに着目していました。手首の関節に問題・異常があるから痛みがある、という考えです。
手法はすなわち手首の関節に動きをつけること。触って確認して、痛い箇所に在る硬いところ、筋肉であればそれをほぐし、関節であればアジャストする。といったものです。現在でも多くの整体さんや接骨院さんでこのような手法が用いられているようです。
はっきり言って、それではよくなりません。
症状は『結果』であり、『原因』でないことがほとんどです。そのため、結果へのアプローチは、よくてもそのときだけ、大体再発してしまいます。悪ければ余計痛みを増やすことにもなりかねません。
気の利いたところでは手首ではなく、前腕などの腕へのアプローチをしてくれます。キーパンチャーの方などには有効なケースが多いと思います。
さらに発展させるならば、首や肩甲骨などの背中も観ていかなければなりません。もしキーパンチャー、パソコンのお仕事であれば、その際の姿勢も影響してくるからです。
さらにさらに、そうしていくと、骨盤を見ていく必要も当然あるわけです。すると骨盤と関係のある下肢も、ということになり、逆算するならば、足首や骨盤の調整によって手首の痛みが取れるということも全く不思議ではないのです。
根本的なところにアプローチ。これがとても大切なことなのです。
さらに、さらに、さらに、症状を創らない、あるいは症状が出たとしてもすぐに回復する、あるいは自分で調整することができる、ということを考えていくと、結局は、体や心の使い方を意識することになるのです。
それはつまり『生き方』をシフトする、ということになります。
盛岡自然整体-aru-では、上記のような考えから、根本的な部分へのアプローチをすることを意図しています。
2018.8
歯磨き時の手首の痛み
ある日の相談。
『手首が痛い』とのことなのです。
詳しく話を伺っていくと、歯磨きをするときに痛い、ということなのです。再現していただき、動きを拝見すると、内旋内旋内旋、内側にねじる、内側にねじる、内側にねじる、という動きが重なったときに痛みが出るようなのです。
調べると、ここまでのねじりなら大丈夫。これにもう一つ重なると痛い、というポイントも見えてきます。
さて、そうれをどうやってとっていくか、ということなのですが、選択肢はいくつかあります。今回選んだのは、不思議な手法ではなく、理屈的に、頭で理解していただきやすい方法を選びました。
本人が悪いと思い込んでいる場所に近いところから操作する方法です。
それでも、基本的に痛いところには触りません。手首と肘の間(前腕)に両手で触れ、軽く補助。その状態で痛かった動きを再確認。
「あれ?痛くありません」とのこと(^^♪
次はもう少し離して、肘から片の間(上腕)に軽く触れさせていただいた状態で補助。そして再確認。
「これも痛くありません」とのこと(^^♪
どんどん気にしている箇所から離れていきます。次は肩甲骨・腰に手で触れさせていただいた状態で再確認。
もう笑いがこみ上げます。
どのような動き・身体の使い方をすれば痛みが出ないのかを頭でも身体でも理解していただけたら、セルフメンテナンスが可能となります。手首をどうこうするのではなく、「肩や背中や腰をこんなふうにゆるめてあげるといいかもしれませんね♪」と提案しその日は終了しました。
後日のセッション。
前回は普通の整体?っぽいことをしたので、前回やったようなことはあえて一切しませんでした。『顔の整体』のみです。手首の痛みは半分くらいとのこと。痛みを確認していただき、顔の整体。最後に再確認。
「痛くない」
そうして伝えるメッセージは。。。
来店してくださった方にお伝えしています。
症状は表面的な『結果』でしかないんですよ。
2017.9
手が握りにくい、握ろうとすると痛いという症状
リウマチのような症状です。朝起きたときの手のこわばりや、握ろうとすると痛くて握れなかったり。肩の凝りや痛みもありました。本人からしてみたら、けっこうしんどい症状だったと思います。
そんなときでも、どうか、治そうとしないでください。
痛みは、身体を治そうとして出ているものであって悪者ではありません。心身の理に適っていないことをしているということを教えてくれているのです。
盛岡自然整体-aru-の整体セッションでは、上記のような症状であっても、全身のチェックをしていきます。症状は結果にすぎず、身体の調和がとれていないことがより原因に近いからです。
今回の症例では、全身調整の一端として『顔の調整』を用いたのですが、顔のある部分を触れさせていただいた状態で握っていただくとだいぶ痛みは軽減されたとのことでした。4割くらいです。
つまり、顔の歪みも、手が握りにくくなる原因の一つであったということです。別の観方をすれば、顔の歪みを取らなければ、手だけ調整して動きやすくなったとしても再発しやすかったということです。
そして顔の調整で100%取れないということは、また別のどこかにも原因が潜んでいる可能性が高いということです。それは足首のこともあれば骨盤のこともあるし、背中の場合も肩であるかもしれないし、腕なのかもしれない。そういったことを丁寧にチェックしながら調整を進めていきます。
場合によっては必要以上の調整はせずに、全部とれなくてもそこで終了してゆっくり休んでいただくことによって、次の日にはほとんどとれていた、ということも珍しくありません。
受ける方に合わせたセッションを心がけています。
2017.6
日常生活からみる手首の痛み
症例です。
手首の痛み、多くの場合手首周辺の関節に異常があることは少ないです。そこに湿布をして様子を見ることが多いようですが、それではなかなかよくなりません。それでよくなる場合は、そのときだけのものか、あるいは湿布をしなくてもよくなる程度のものです。
今回の場合、まず頭に浮かんだのは提供時間。短時間しか取れないという場合には、前腕の調整。殆どの場合、なんらかの理由で肘から手首の間の筋肉に問題があるので、そこの調整により結果