回復過程の罠
回復過程の罠
先日、高校生の息子の調整をしたのです。
息子はスピードスケートをしているのですが、競技の主要な筋肉の一つである殿筋(お尻の筋肉)を傷めてしまったのです。
整形外科の診断を受け、シップと薬を受け取ってきたのですが、私の観点からは薬は必要ありません。
股関節・骨盤・腰部の調整、左右合わせても10分以内。
右の反応が鈍かったので足首と膝の調整一分を加えた程度。
それでも痛みは半分以下に。
動きも本人が驚くほど改善。
そんな反応があれば、日を追うごとに回復していきます。
薬不使用です。
ところが、また痛くなったとのこと。よく聞いてみると、翌日体力測定があり、さらにテニスをしたら痛くなった、と。。。
。。。
。。。。。。。
(^_^;)
そんなの、当然です。
でも『よくあること』でもあるのです。
注意はしていてのですが、やはり体が楽になると本人としてはうれしいもの。つい、動かしすぎてしまうのです。
スポーツ選手が故障明けでまた再発してしまう、というのも、復帰が早すぎたり無理をしていることによるものが多いのです。
身体の使い方の修正ができていないケースもありますが。
焦らないで、丁寧に。
必要であれば、時間を使って。
どうしてもという場合は、結果を覚悟して。
そして、いずれ、ちゃんと治す機会を創っていきましょう。
しかしほんとに学生は治りが早いと感じます。
新技研究中につき、連休は子供の体で遊ぼうと画策中です(笑)