技の引き出し
技の引き出し
たくさんの技を学び、引き出しを増やすことは、大いに役立ちます。一つの方法を試し、もしうまくいかなければ、他の引き出しを開ければいい。また、気分転換に他の技を使ったって良い。
ただ、だからと言って技が多ければいいのかというとそういうわけでもありません。うまくいく施術は、何をやってもうまくいくからです。
技の種類、ではなく、その精度・切れ味、が大切。
言葉も数が多ければいいというわけではなく、どれだけ芯に響くかが大事。言葉が多ければ、逆に表面を撫でただけで芯には届かない、ということもよくあることです。
整体の先生でも、技ばかり追いかけて本質を見失ってしまっている方がいます。その『技』を習得できれば、自分も治せる!と勘違いしてしまう。
達人はいとも簡単にやってのけます。
達人は、素人・自分にもできる、と思わせてしまうほど鮮やかに、スムーズに、簡単そうにやってしまいます。
また、本質を掴んでいる方は、ほとんどどんなやり方であっても、結果を出します。表面にとらわれてしまうと、その本質を観ることができません。
『コレ』というものを見つけ、それをひたすらに磨く。
その過程で、必要であれば修正をかける。
道を歩み始めれば、その先の道が観えてきます。
あなたの持ってる気づき・技を見直して、磨きをかけていきましょう。