積み重ねの成果
積み重ねの成果
こつこつ、こつこつ、目指すものを見据え、日々積み重ねているものがあるとしましょう。それをし始めたときは、それまでしていなかったことをしているので、変化や、充実感というものを感じることでしょう。
けれども、こつこつそれを継続するということは、その感覚に慣れ親しんでいくということでもあります。その感覚が当たり前になっていくということです。
するとどうなるか、不安、が過り始めます。
不安というのは思考の世界のもの、自我の領域です。あなたが目指しているのはその世界のものではありません。むしろ、それ(自我)を手放した世界です。
つまり、不安を感じる必要はないのです。
感じてもいいのですが、囚われてしまわないようになる必要はあります。囚われても構いません。しかし、囚われなければ目標までの時間を大幅に短縮することができます。
そうだとしても、不安というものは過るかもしません。
一つ確認してみましょう。
その不安の中に、『それをやめたい』という芯からのメッセージがあるのかどうか。
インスピレーションとしてやめることが浮かんできたのなら、それをおすすめします。そうではなくて、嫌だという気持ち、やめたいというメッセージがないにもかかわらず、不安や恐れによるものであるなら、それは続けてみてください。
こつこつ積み重ねるものは、植物でいう根をはる時期です。表面的には変化をあまり見ることはできないかも知れません。それはその時期を過ぎ、芽を出し幹を伸ばし葉を茂らせたとき、その根の大切さを知ることになるでしょう。
今はわからなくても、たまに迷うことがあっても、スタート地点、ゴールでもあるスタート地点から離れてしまわないように。
応援しています。