サービスについての考え方
サービスについての考え方
盛岡自然整体-aru-も、サービス業です。
サービスと言ってもその表現方法は様々であり、ここでは、私がされて心地のいいサービスを提供することを心がけています。
私自身、嫌いではないけれども得意でもないサービスがあります。
肉食獣型サービス。
お店に入った途端、
いらっしゃいませ!何かお探しですか?
その後もどんどん話しかけて購入まで誘導しようとする接客。
購入する意思はあるけれども商品について全く分からない。自分で見ても分からない。とにかく店員さんに聞かなければ始まらない。そんな状況であればうれしい接客です。至れり尽くせりのサービス。
ところが私の場合、ただ商品を見たいだけのケースも多いので、そういう場合にはちょっと息苦しく感じてしまうサービスなのです。自分が求めていることよりも2、3歩多く踏み込まれている感じでしょうか。
その対極にあるのが、何もしないというサービス。
完全にお客様主導で、ただレジにいる、あるいは何か作業をして声を掛けられるまで何もしないというサービス。
当店で提供したいのはその中間。真ん中のサービスです。
お店で言えば、いらっしゃいませの挨拶をする。その後は、それとなくお客様を観察する。できるだけそれを気づかれないように。そっと、静かに。
お客様が商品を見て、迷い、助けが必要・周囲を見渡した時に声をかける、というサービス。
必要ではないときには提供せず、必要な時に提供するサービス。
文字にするとごく当たり前のようですが(^^;)
基本、本人様のやる気を待ちます。気づきを待ちます。待ち続けます。それまで、必要以上に提案したりするつもりはありません。
食事も、食べたいときに食べたいものを食べるのが一番おいしいものです。
そんなサービスを心がけています。