距離感
距離感
人として他人と接するとき『距離感』というものが大切です。真理においてはすべて一つなのですが、肉体の観点では分離が生じています。
パーソナルスペースというものがあり、物理的な距離感でも、この距離までなら大丈夫、これより近いと圧迫感や息苦しさを感じる、という距離が存在します。またその距離はその相手によっても変化します。
同様にそれはこころにも存在しており、昔の近所のおばちゃん、みたいな人はその距離感はめちゃめちゃ近いです。反対に、最近の人付き合いは距離が遠い方が多いですよね。
どちらが正しいわけでもありません。ケースによって正しさなんて変化します。
そうしたときに、自分はどちらを選択するのか。
自分と相手との距離感が一致していると心地よさが出てきますし、そこにズレが生じているとなんとなく違和感や息苦しさが出てきます。
多くの場合、空気を読む、という感じで、相手の距離感に合わせ、心地よさを創り出そうとします。ときに場の空気を読まないことが大きな気づきをもたらしてくれたりもします。
そして多くの場合、自分がとってほしい距離を、相手にとっています。ところが、中にはそこにギャップがあるケースがあるのです。
『自分は奥まで入っていくけど、他人には入ってきてほしくない。』
という状態です。
この場合、その人が奥まで入ってくるので、相手も奥まで入ろうとすることが多くなります。そうして、自分で相手の懐に入っていきながら、
「えっ!?なんでこんなに馴れ馴れしくしてくるの?」
ということが起こってしまいます。
相手を変えようとしても変わるものではありません。
自分を変えることに取り組んだ方が時間を短縮することができます。
そしてそのためにはどんな取り組みをしていけばいいのか、盛岡自然整体-aru-ではそんな提案をしています。