整体と農３　盛岡に住む整体師、自然農法の畑

整体と農３

平成２５年、春。

　雪がとけて畑の土も顔を出してきました。と同時に、秋に植えたにんにく・ほうれん草も顔を見せてくれたのです。とっても元気に育っていました。

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写真の中央がほうれん草です。左右にあるのがにんにくです。

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ほうれん草はこのくらいの大きさです。
まだまだ収穫して食べたいというような大きさではありませんね。

　ほうれん草は少し元気が少ないようにも感じたのですが、５月に収穫した時には立派に育ってくれました♪肉厚で、甘味・旨みがぎっしりでした♪うれしくておすそ分けしたので、私の口にはちょっとしか入りませんでしたけど。。。(笑)

　にんにくも至って順調（に私には見えます）。収穫（おそらく６月）が楽しみです。

　４月。

　ようやく暖かくなり始め、本格的に耕しにかかりました。といっても私ができるのは朝起きてからＭＯＫＯ’Sキッチンまでの１時間程度と、休日の２～３時間です。のんびりやっていたら５月に入っても終わりませんでした。しっかし今年は寒かったですよね～。

　５月の連休でようやく畑のめどが立ちました。

　あ、ちなみに畑は奇跡のリンゴの木村さんの本によると、黒い土が古い土で赤い土が若い土だそうで、それを混ぜることで土が若返るのだそうです。そしてその赤い土というのは我が家では５０センチくらい掘ると出てきます。そうして土を混ぜ込んでいくのでなかなか耕し終わらなかったです。土ができてしまえばそれをする必要はなくなっていくので、最初の２～３年の土作り、ということみたいです。

　５月。

　GWというまとまった休みがあったので、そこで畑を８割がた耕し終えることができました。今年はお友達の田村和大さんから固定種の種を購入していたので植えるのが楽しみでした。

　私が植えたかったのは『カルフォルニアワンダー』というピーマンです。肉厚で、苦味がほとんどなく、とってもおいしいのです♪私はピーマンが学生の頃まで苦手だったのですが、うまーい！と感じて一発で惚れました。

　GWではカルフォルニアワンダーとトマト、かぼちゃを植えました。また、トマトやピーマンはにんにくと相性がいいので、にんにくの隙間に植えました。

　他の部分は私はあまり関知しない予定です。嫁様にお任せしようかと思っていましたが、ふと、自家製しょうがが欲しい！と思い立ち先日種芋を注文しました(笑)

　GWも終わり、畑がだいぶ畑らしくなりました。

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　まだ途中なのですが、にんにく・ほうれん草のほかに、トマト・かぼちゃ・ピーマン・ししとう・なす・にんじん・とうもろこし、などなど、すこーしずつですが植えています。

自然整体　整体師の考察　畑とカラダの使い方

　畑はクワで耕しました。ある日ただ無意識に耕していると、左肩に負担がかかっているのを感じました。ということは、理の無いことをしているのです。つまり無理をしている。畑に抵抗しているのです。

　そこで私は抵抗することをやめました。カラダを観察し、力を抜いたのです。リラックスしたのです。そうしてみると、畑と調和したのを感じました。肩の負担はなくなり、痛みはなくなりました。

　例えばお侍さんは常にリラックスしていたと考えられます。斬り合いになったとき、ちょっと待って、今かストレッチするから、なんてことはなかったはずなのです。いつでも刀が抜ける状態。緊張していれば心身がとてもではありませんがもちません。かといってリラックスしっぱなしだと斬られてしまうことでしょう。自然界の動物たちも然り、ですね。

　カラダの症状を改善させるために必要なことの一つが、カラダの症状を改善させようとしないこと。畑に置き換えれば、余計な力が入っている＝畑を耕そうとしていたのかもしれません。

　カラダに、畑に訊きながら観じること。それは自分との対話でもあります。答えはそこにあるのだと観じます。　